未完七

場所:四谷LOTUS(無観客配信ライブ)
日時:2020/9/3(金)start 19:00
演者:KIYORA、波多野正芳(Vanamomotic)、天田優子、西村晋弥(シュノーケル)

今回は四谷LOTUSからの無観客配信ライブ。独自の配信システムのようだ。演者は総勢4名、持ち時間は各30分、転換時には静止画になる。出演者とライブハウスの人だけが、目の前の観客という感じの状況でのライブ。

天田さんは3番手の出演で、20:20に映像がアクティブになって始まった。ステージ中央に座って茶色のアコギを持っている。天田さんのいで立ちは、ロングの金髪を三つ編みにして両側に垂らし、スカートは真っ黒のロング、上は半袖の衣装でベースが薄青だけど様々な色がまじり、スポットライトを浴びると緑っぽくキラキラとしている。

最近、無観客の収録ライブはやったけど、無観客の生ライブは初めてで、緊張というかソワソワしているという話から始まる。

毎日憂鬱で1日4時間くらいしか頑張れなくて、省エネで生きたいと思っている。1曲目は、明日が来るのが嫌と思うのが多いけど、明日来るのは当たり前じゃないな、みたいな気持ちを歌った曲だと紹介。普通の日常が当たり前でなくなった昨今だからこそ歌える曲かなと思う、と。その「奇跡の」から演奏が始まる。

今回のセットリストは下記の通り。
1.奇跡の
2.miss
3.end.(immortal noctiluca)
4.ジニア(joy)
5.ブルーノイズ(immortal noctiluca)

2曲目以降、曲間のMCから以下紹介していく。

緊張して手が震えた。お客さんが少ないと、お客さん一人ひとりが目立つので緊張する。次はコロナ直前に書いた曲で、ライブハウスでは1回くらいしかやっていない曲。

失うことばかりに目を向けてしまいがちで、自分が変わっていくのが嫌い。小さい頃は、将来楽しい事ばかりが待っていると思っていたけど、大人になると大事なものが増えていって、それがなくなっていく寂しさや怖さなどに目を向けてしまいがちになった。とは言え、前向きに生きていかなければいけない、そんな曲ということで「miss」。

一人で配信ライブをやるといろいろアクシデントなどもあるけど、久しぶりに四谷LOTUSでのライブで、スタッフさんがいると安心だし嬉しい。死ぬのが怖いので、その「怖い」という衝動を歌にした曲、という紹介からの「end.」が3曲目。

時空を共有する生ライブがやっぱいいいと思うけど、配信ライブも無限大だなあ。家でリラックスしてライブを見られるというのは無限大じゃない?という話から、次は少し楽しい曲調の歌を歌います。「いつまでも変わらない心」という花言葉の「ジニア」。今に時世というか自分の気持ちにあう歌かも。

告知は特にないので寂しいけど、と言いつつ、お家からの配信ライブはやってるのでと。もともと「joy」というバンドをやっていたし、早く今やっているソロプロジェクトの「immortal noctiluca」でエレキでライブハウスに立ちたい、という思いがある。

ファンの人が好きだと言うんだけど、あまりやってなかった曲。バンド「joy」を解散した時に、自分の気持ちを整理するために作った曲で、自分のエレキギターのムスタングが青なので、それにちなんで名付けた「ブルーノイズ」が最後の曲となった。

出演者全員がアコギ弾き語りのスタイルだったので、全体を振り替えるとステージは少し寂しい感じだった。ライブハウスなので、ライティングや映像アングル、音も素晴らしかったです。ありがとうございました。

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