crotchet 1st anniversary 天田優子 acoustic oneman live 「TIÁM」
場所:阿佐ヶ谷 crotchet
日時:2022/9/4(日)start 17:00
演者:天田優子
かなり久しぶりとなる、リアルなアコースティック ワンマンライブが阿佐ヶ谷 crotchetで開催された。サポートメンバーを入れることも考えたと言うが、結局はサポートなしでやることになった。会場の阿佐ヶ谷 crotchetはバンド「1000say」のメンバーが店長を務めるお店で、1階がカフェ的な場所、地下もライブができるスタジオ的な作りになっているようで、その1階で開催された。阿佐ヶ谷 crotchetは1周年で、天田優子さんは2012年にバンド「joy」でメジャーデビューしてから10年というタイミング。
今回はリアルと同時配信のスタイルで、配信の方で観戦することにした。Streamticketという初めての配信システム。ライブのあと、少し歓談できる時間も設けられた。配信の方は、10分くらい遅れて始まった。白いもこもこの帽子を被って、黒いヒラヒラのワンピースを着て立っている姿が映し出されている。背景は白い壁、エレキとアコギが後ろに立ててあるのが見える。すぐにオケを流し始め、挨拶一つから「NINA」を歌い始める。
今回のセットリストは下記の通り。
1.NINA(immortal noctiluca)
2.ひだまり
3.枯山水(仮)
4.お花畑(仮)
5.Petal(immortal noctiluca)
6.es(joy)
7.dawn(joy)
8.#515151(joy)
9.紅日(joy)
10.orange town(joy)
11.サンキャッチャー
12.ナイトディメンション(joy)
13.バッド・マーク・システム(immortal noctiluca)
14.lemon candy
15.夢の花(joy)
16.カタストロフィ
17.SAGIRINO(immortal noctiluca)
18.ブルーノイズ(immortal noctiluca)
19.アイオライト(joy)
en.ジニア(joy)
アコギを抱え「ひだまり」をオケありで。そしてMC、2020年2月の奈良以来の「天田優子」としてのリアルなアコースティック ワンマンライブ、メジャーデビューして明日で丁度10年。今日はいろんなシリーズでセットリストが作られていると。「10年以上仮タイトルのまま」シリーズを2曲ということで、「枯山水(仮)」「お花畑(仮)」。次のシリーズは昔の曲の中で、作品を見て書いた曲シリーズを3曲。「Petal」「es」、そして「dawn」は少しあとからオケも付けて。
エレキを抱える、次は「エレキで弾いちゃうぞ」シリーズです、と。配信のお家ライブではやっていてエレキも弾くけどけど、天田優子名義のリアルライブではアコギ弾き語りなので、エレキ弾き語りは初めてだ、と。そして「#515151」「紅日」。「紅日」は最後までギターのコード進行がうまくいきましたね。続いて「orange town」。そう言えば、ここまでオケ少な目だね。エレキを置く。手が痛いなあという頃で絶妙のセットリストだけど、丁度「ギターお休み」シリーズです、と。
夜行性で朝起きるのが苦手、朝活してもうまくいかない、気持ちいい朝にしたいなということで書いたのが「サンキャッチャー」という話をする。ここで少しお客さんの飲食注文タイミングでもいいかなと話をし始める。イベントタイトルの「TIÁM」は、「翻訳できない世界の言葉」という本から引用したもので、ペルシャ語で「初めて出会った時の自分の目の輝き」みたいな意味らしい。イベントタイトルをどうするか考えていたタイミングに、丁度引っ越しとなって目にした本だったそうだ。
朝を演出した後に夜へ誘うということで、「サンキャッチャー」をオケあり歌のみ、続けて「ナイトディメンション」はiPadでシンセを少し演奏した後にオケあり(エフェクト掛けての)歌のみ、からすぐに「バッド・マーク・システム」をオケと歌のみで、卵型マラカスを振りながら。そして座ってアコギを手にする。18:30現在だけど、思ったより曲が残っている、と。椅子が滑って前進すると気にする。コロナ禍で取り組んだものとしてコンピレーションアルバムがあるけど、そのから「lemon candy」をオケあり歌だけで。「ギターお休み」シリーズはここまでかな。
続いて「夢の花」。最近の私を知ってもらうべく新し目の曲「カタストロフィ」、暗い曲です、と。初期の頃の曲は暗く、中期は少し明るくなって、今また暗く戻ってきたと。立ち、もう1曲新し目の曲「SAGIRINO」。残り2曲だと。次の曲は、昨日歌詞を整理していて歌詞が見つからなかったので手打ちしていたけど、なんていい歌詞なんだろうと思ったと。この曲は歌い出しの歌詞がポロっと出てきて、メロディーは決まっていたので、その1行だけ歌ってみて泣いたという「ブルーノイズ」。歌詞書くのは普段ゆっくりだけど、この曲は早かったらしい。
最後はラストに相応しい「アイオライト」。アンコールに応えてアコギで「ジニア」。アンコールではあまりやらない曲だけど、「いつまでも変わらぬ心」という花言葉も今の気持ちに相応しいので、と。物販で「ジニア」のオルゴール音源も用意したと(追記:ごく最近からリアルライブで「セットリスト」を販売しているそうで、今回は「ジニア」のオルゴール音源をそのオマケとしたとのこと)。
全20曲、ありがとうございました。今回のツイキャスプレミア配信は、9月14日まで視聴可能なので、よかったらこちらからチケット購入しよう。
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